[本文より]
中央教育審議会初等中等教育分科会教育課程部会の審議経過報告の中で,「確かな学力の育成」として,「知識・技能を確実に定着させるため」には「実生活での活用」が重要であると指摘されている。また,「教科横断的な力」の育成も謳われている。そして,様々な教科を横断する力を育成するためには,「1.体験から感じ取ったことを表現する力」「2.情報を獲得し,思考し,表現する力」「3.知識・技能等を実生活で活用する力」等を育てることが重要であると指摘されている。
茨城大学教育学部教授 大内善一