小学校算数・中学校数学-教室の窓Vol.10東京書籍 2007年4月発行より。
小学校で学ぶ算数科の内容には,「数と計算」「量と測定」「図形」「数量関係」の4つの領域があり,それぞれ学びやすいものから難しいものへと,学年を追って順序よく系統性を重視して配列されている。例えば,「数と計算」では,第1学年で始めに10までの数を学習し,続いて20,100までと広げていく。第4学年までに整数を終え,次に「小数」「分数」へと発展させた学習に入る。このような学習順序はどの領域でも同様である。
東京都杉並区立済美教育センター学校教育担当,元東京都杉並区立桃井第一小学校長 愛甲武