教科書の「まなび方コーナー」を活用した授業実践-「ごみの旅を調べよう」(4年)-
久慈市立久慈小学校教諭 田村勝
2002年10月
社会科の教科書を見ると,学年が上がるにしたがって,グラフや図表等,様々な資料が多く掲載されている。子どもが調べ学習を進める際,資料は有効であっても,子ども自身にグラフや図表を読み取る力がなければ活用することができない。子どもたちにグラフや図表を読み取るための「学び方」を指導する必要がある。そのため,東京書籍の社会科の教科書には,子どもの発達段階をふまえ,具体的な学習活動に即して繰り返し学習することで,「学び方」の習得をねらった「まなび方コーナー」が全学年に設けられている。
そこで,4年生の最初の単元である「ごみの旅を調べよう」において,東京書籍の教科書『新しい社会3・4下』3ページにある「まなび方コーナー ぼうグラフを読みとる」を参考にしてグラフの読み取り指導に力を入れ実践した。
久慈市立久慈小学校教諭 田村勝