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[エッセイ 私から見た社会]ITと雅楽で取り持つアジアの絆

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  • エッセイ
公開日:2007年01月25日
[エッセイ 私から見た社会]ITと雅楽で取り持つアジアの絆

[エッセイ 私から見た社会]ITと雅楽で取り持つアジアの絆

瑞穂雅樂會主席・韓国芸術綜合大学招聘教授 三田徳明

小学校社会-教室の窓Vol.9

東京書籍 2007年1月発行



[本文より]

最近は大学の講義だけでなく,学校の鑑賞教室や社会人講座などでも<雅楽>の話をする機会が増えた。日本伝統芸能の母胎であり「皇居の芸能」「神社の儀礼音楽」と考えられている雅楽を,「実はお寺でも上演されるんですよ」と話すと驚かれる。古代アジア芸能は当時の科学技術・哲学・宗教など先進諸文化とともに未開の国・日本に輸入された。8世紀,竣工なった奈良の大仏の前では,仏教とともに伝わった天竺や唐の舞踊が盛大に上演された。古代シルクロード交易は現代人が想像する以上にダイナミックで,物ばかりではなく人も文化も多く運んだのだ。


瑞穂雅樂會主席・韓国芸術綜合大学招聘教授 三田徳明

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