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21世紀に求められる新しい学力,その意味することをお伝えしたいと願いながら連載してきました。21世紀の学力,それは知識ではなく知を獲得し活かせる力?「コンピテンシー」を意識する必要があります。その先駆事例として,これまで鈴木敏恵が見てきたフィランド教育の最新情報を紹介をさせていただきました。コンピテンシー,それはどのようにしたら子どもたちの身につくのか,ここにプロジェクト学習(Project-Based Learning)が応えます。最終回となる今回は,「何を学ぶのか,どう学ぶのか」という視点を確認した上で,国際学力調査トップだったフィランドの教科書の中にも登場していたプロジェクト学習(Project-Based Learning)の日本における優れた実践をご紹介します。
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千葉大学講師・一級建築士・島根県看護短大客員教授 鈴木敏恵