[特別論文]中央教育審議会答申「新しい時代の義務教育を創造する」-本答申をどう読むか
[本文より]
中央教育審議会は,総会の直属の部会である義務教育特別部会で審議してきた,これからの義務教育のあり方を中心に,これまで諮問されてきた「今後の初等中等教育改革の推進方策について」(平成15年5月),「地方分権時代における教育委員会の在り方について」(平成16年3月),「今後の教員養成・免許制度の在り方について」(平成16年3月)の三つを受けて,「新しい時代の義務教育を創造する」と題する答申をとりまとめ,平成17年10月26日に文部科学大臣に提出した。
岐阜大学教授 北俊夫