[図書紹介]「いまどきの「常識」」「いのちの言葉」
[本文より]
「いまどきの「常識」」
[前文より]日常的に膨大な情報を発信し続けているマスメディア業界によって,次から次へと新しい「常識」が創り出され,広められている。それに流されず,自分たちの足元をもっと見直そうというのが本書である。
「いのちの言葉」
[前文より]90歳を超えてなお,現役の医師として第一線で活躍している著者の,これまでの著作等から拾いあげた言葉を一冊にまとめたもの。古稀をすぎて以降,外部での講演がふえたことにより,中高年や新老人に向けた話で,「人生」や「老い」ということに関してのメッセージにかなりのスペースをさいている。1ページに1つの引用という構成で,わずか1行のものから多くても10行しかないが,その一つひとつが心に響くものである。
元北海道札幌市立発寒中学校長 地崎晴海