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[特集 社会科で育てる子ども像-世界と向き合う]<概論>国際理解教育からシティズンシップ教育へ

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公開日:2008年02月07日
[特集 社会科で育てる子ども像-世界と向き合う]<概論>国際理解教育からシティズンシップ教育へ

教室の窓「小学校社会Vol.12」2008年1月作成

[本文より]

もうかれこれ20年以上も前のことになる。1980年にアメリカにしばらく滞在したことが機縁になって,その2年後に日米両国で日米社会科シンポジウムを開催したことがある。この種のものとしては最初のものであった。日米からそれぞれ7名前後の研究者が,京都・東京・ニューヨークで社会科についてそれぞれ数日間にわたって議論した。その時のトピックの1つが国際理解教育だった。当時,日本ではグローバル教育という言葉が出始めた時期で,日本側としても,アメリカが国際理解教育に関してどのように考えているかは強い関心事であった。


筑波大学副学長 谷川彰英

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