教科書の教え方:ライターからの発信-使い勝手がよくなるポイント-「子どもの視点から見た外国とのかかわり」
千葉大学教育学部助教授 戸田善治
6年下<p.28~29>
月刊「社会科教育+O22月号」(明治図書)より
第6学年の「日本と関係の深い国々」は,子どもが外国の国々について本格的に学ぶ初めての単元である。
教科書で取り上げた4か国の記述は,外国の国々について本格的に学ぶ初めての単元であることに留意し,国そのものについてではなく,あくまでも学ぶ子どもの視点に立ち,日本の子どもにとってかかわりが深く興味がもてるであろう国々となっている。具体的には,人の交流,日本の子どもの生活に入り込んでいる外国のモノや文化などが中心となっている。
千葉大学教育学部助教授 戸田善治