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[教育の不易と流行] 指導内容の観点から見た音楽教育の変遷とこれから

  • 音楽
  • 指導資料
公開日:2005年09月26日
[教育の不易と流行] 指導内容の観点から見た音楽教育の変遷とこれから



[本文より]

音楽は,人間が自然や社会とのかかわりから得た感情経験やイメージを,音を媒体にし誰もが知覚できるように,表現の論理に則して具体化したものである。その音楽は,「かたち」「なかみ」「背景」からなる。「かたち」は,音楽の諸要素(音色・リズム・旋律・和声を含む音と音のかかわり・形式・速度・強弱)と仕組み(諸要素の関連)をいう。「なかみ」は,それらの諸要素の働きによって生まれる気分・曲想・雰囲気等をいう。「背景」は,この「かたち」「なかみ」がどういった文脈の中で生まれたか,すなわちその音楽を支える風土・文化・歴史をいう。さらに,このような「かたち」「なかみ」「背景」からなる音楽を,実際に鑑賞したり表現したりするには,音楽語彙や楽譜に関する知識,声や楽器の「技能」が必要となる。




鳴門教育大学教授 にしぞのよしのぶ 西園芳信

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