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[教育の不易と流行]戦後の家庭科教育の変遷と今後の展望

  • 家庭
  • 指導資料
公開日:2005年01月19日
[教育の不易と流行]戦後の家庭科教育の変遷と今後の展望



[本文より]

戦後の家庭科教育は,民主的な家庭建設の教育を意図して,昭和22年に小学校で家庭科が新設され,第5・6学年の男女児童に年間各105時間配当されたことから始まった。昭和22年3月の「学習指導要領一般編(試案)」(以下,「一般編(試案)」と略す)には,「家庭科はこれまでの家事科と違って,男女ともにこれを課することをたてまえとする」とし,技能教科ではないことを強調している。家庭科の理念は,同年5月の「学習指導要領家庭科編(試案)」(以下,「家庭科編(試案)」と略す)の「はじめのことば」に,「家庭科すなわち家庭建設の教育は,各人が家庭の有能な一員となり,自分の能力にしたがって,家庭に,社会に貢献できるようにする全教育の一分野である。この教育は,家庭内の仕事や,家族関係に中心を置き,各人が家庭建設に責任をとることができるようにすることである」と示されている。


聖徳大学教授 河野公子

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