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[本文より] 天気予報の解説では，定量的な数で表されるデータを重要視します。より的確な判断には，人の感情や思い込みに頼らない客観的な情報が必要だからです。例えば，１年に降る雨の10％が１日で降ったとすると，その地域は土砂災害の起こる恐れが高まっている，といった具合にです。また，長期に渡る気候変化なども，統計的なデータがあってこそ目に見えてくるのです。
お天気キャスター，気象予報士 森田正光
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![[巻頭エッセイ] 天気に「数」は欠かせない](https://ten.tokyo-shoseki.co.jp/api/thumbnail_img/dest/05/24805.png?_t=1460948698)
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