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[本文より] 学力低下論争が1999年春ごろから繰り広げられたとき,文部省(当時)は国際学力比較調査を引き合いに出して,学力低下は見られないと言っていた。しかし,私はそれ以前から,子どもたちが学校の勉強を地道にしっかりやっていこうという気持ちが薄れ,学習時間そのものも減っていたと感じていた。勉強のしかたも,手抜きになっていったように思う。そうしたことの結果が,2004年末に発表されたOECDやIEAの調査結果に現れていると考えられる。
東京大学教授 市川伸一
A4判たて・1ページ
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