地名のいわれ-茨城県-
(1)「水」とともに歴史を刻んできた都市~水戸市~
東京書籍2005年12月作成
[本文より]水戸黄門,水戸納豆,偕楽園などで有名な水戸市は,茨城県の県庁所在地である。水戸駅近くの千波湖畔や偕楽園は,人々の憩いの場となっており,水と緑に恵まれた市でもある。「水戸」の名は文字通り,この豊かな「水」に由来する。
水戸には栃木県から太平洋へと注ぐ那珂川が流れ,常磐線の南側に広がる千波湖は,その昔,現在よりも大きく東側に広がっていた。那珂川と千波湖がつくる入り江に面して河川港があり,水戸は古代の那珂川水系の水運の中心地であった。
茨城県 O.M