「せんだいむかしばなし」(編集:せんだいむかしばなし編集委員会 発行:株式会社宝文堂)に掲載されている一話 再話 庄司幸栄
[本文より]むかし,猿(さる)とビッキ(蛙(かえる))いたっけと。
ビッキが日なたぼっこしてたっけ,猿が来たっけと。
「やあ,ビッキどの。いい天気だなや。もち餅つきしてく食うべ。おらがつくから,ビッキどのは蒸籠(せいろ)で米をふかしてもってこいや」
この民話は,読み聞かせや語りの種としてご活用ください。また,小学校国語2年の単元「むかし話のおもしろさを-かさこじぞう-」や,3年「読書のまど-世界の民話を読む」などで,関連資料としてご利用いただけます。
株式会社宝文堂 せんだいむかしばなし編集委員会