「せんだいむかしばなし」(編集:せんだいむかしばなし編集委員会 発行:株式会社宝文堂)に掲載されている一話 再話 小野和子
[本文より]むかし。とめ登米のおくにルイとよばれるおなごわらし女童がいた。あけてここの九つというのに,ずうたい図体おおきくて,朝草刈りからうしうま牛馬のあつかいまで,男にまけないしごとぶりであった。それがみこまれて,ごじょうか城下は仙台のおおたな大店から,ままたき飯炊ほうこう奉公の口がかかった。
この民話は,読み聞かせや語りの種としてご活用ください。また,小学校国語2年の単元「むかし話のおもしろさを-かさこじぞう-」や,3年「読書のまど-世界の民話を読む」などで,関連資料としてご利用いただけます。
株式会社宝文堂 せんだいむかしばなし編集委員会