村松賢一・スピーチコミュニケーション通信 2006年12月号より。「できる教師の『話し方・聞き方』」(明治図書)という小著を発表して以来,新任教師の話し方研修会に呼ばれることが多い。そのような場で,特に,と言って強調すするのが,モノローグ型話法(教師の一方的な語り)からの脱却である。どんなに上手な説明でも,子どもを,教師の話を聞くだけの受け身にしたのでは,生きて働く知識や考える力は身につかないからだ。具体的にはこういうことだ。
スピーチコミュニケーション教育研究所長・日本教育大学院大学客員教授 村松賢一