〔本文より〕書を身近なものとしてとらえ,生涯にわたって愛好する気持ちを育てるための単元の一つとして,半切1
3に漢字仮名交じりの書を書かせた後,授業で裏打ち・パネル仕立ての作品制作を行っている。作品制作では,選文・構想・制作の工夫をワークシートに記録して,自己作品の更なる進展を目指すとともに,自己評価,相互評価,更に授業評価も取り入れている。もう少し生徒の思考や表現力を盛り込み,作品に深まりと工夫ができないかと考え,自作の俳句を素材として実施してみることにした。
広島県立府中高等学校教諭 千葉智則