勤務する学校が男子校ということもあって,男子に家庭科を学ぶ意味を何とか伝えようと教材化を試みた。「男らしさ」といじめ,自殺,犯罪,セクシャルハラスメントの問題にふれ,そして本校3年男子生徒から11年間とり続けた,「男は仕事,女は家事」のアンケートのデータを分析する。「男女平等」は単に女性だけの課題ではなく,男性にとっても,背負わされた重い荷物をおろして,自らの「感性」と「ことば」をとりもどすために必要な課題ではないだろうか。男女が共に生き,助け合う社会を築くためにも,家庭科の存在意義を再認識する必要を強く感じている。と筆者は論じる。
広島県崇徳高等学校 古川耕三
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一太郎
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