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英語教師の在り方-私の英語教師論-

  • 英語
  • 実践事例
公開日:2000年07月06日
英語教師の在り方-私の英語教師論-

[本文より]生徒・学生の学力低下が話題になって久しいが,中でもここ数年の中学・高校生の英語力の低下には目を見張るものがある。その理由として,拓殖大学教授若林俊輔氏は,「『学習指導要領』にある」('00 英語教育5月号)と述べているが,私も同感である。学習指導要領が改訂されるたびに,中学校で指導される文法項目や単語が高校に先送りになったり,削減されるので,従来であれば高校では指導しなくて済むことまで,改めて指導し直さなくてはならない事態に陥っているからである。特に文法は,中学校での授業がオ-ラルが中心ということもあり,改めて一から教えなくてはならないという現実もある。しかし,生徒・学生の学力が落ちているのは単に学習指導要領だけにあるのではなく,実は我々英語教師にもその原因があるのではないだろうか。というのも,教師には学問の愉しみを真に理解している人が少ないように思えるからだ。そこで本稿では過去の英語教師の例を引き合いに出しながら,これからの英語教師の在り方について述べていくことにする。なお,引用文中の下線はすべて私によるものである。

浦和学院高等学校 鈴木聡

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