[本文より] 昨年,MM(マルチメディア)教室で,PCを導入した際に,すべてのPCにアドレスを割り振って,メールの指導を始めました。ところが,教師側にとっては管理しやすいのですが複数のクラスが利用することで,生徒個々人のプライバシーが侵害されることもでてくるので,結局フリーメールサービスを利用して,個人のメールアドレスを取得させることにしました。現在50台のPCに割り振ったアドレス(outlook expressは,スピーチや,ホームページ作成の原稿(本稿末尾に本校ALTが執筆した原稿を掲げます)を教師のPCに送って,その場で校正したりするに使っております。さて,このメールアドレスを取得することは,単にコミュニケーションのツールというだけでなく,インターネットを利用するものにとって,必需品となります。例えば,あるサイトの会員になる場合,たいてい,メールアドレスを要求されますので,いわば簡易IDの役割をすると言ってもよいと思います。また,フリーメールサービスは,自分のPCを持たずとも,世界中どこでもアクセスし利用できる便利さもあります。現在,かなりのフリーメールサービスがあって,どこもそれぞれの利点,特徴がありますのでどこがいいとは言えませんが,英語の授業で利用する場合は,日本語をカヴァーしていないところを利用すると,日本語による無駄なおしゃべりのようなことを授業でされることもなくて,いいかもしれません。取りあえず,ユーザーの多い Hotmail を例にとって紹介します。
埼玉県浦和実業学園高等学校 唐澤博