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英語の授業に盛り込む日米比較文化トーク:最近の米国シアトル地域事情(5)-アメリカの生活文化I-

  • 英語
  • エッセイ
公開日:2008年02月05日
英語の授業に盛り込む日米比較文化トーク:最近の米国シアトル地域事情(5)-アメリカの生活文化I-



[本文より]



アメリカは1950年代に全米に高速道路網を建設しました。これらは有料の日本の高速道路(Toll Way)とは異なり,一般にフリーウエイ(Free Way)と呼び無料です。主要高速道路はInterstate(州間高速自動車道)と言い,シアトルを通っているのはカナダからメキシコまで延びえているInterstate-5(アイファイブ)です。アメリカ人は道路さえあれば車で何処へでもいつでも行けると考えていて,「移動の自由」を保障するのが車と信じているようです。アメリカは鉄道を放棄し,車社会を選択してきているのです。

車はガソリンが必要なため,アメリカ人はガソリン価格に敏感です。18年前も原油が値上がりし,ガソリンが1ガロン(約3.8リッター)1ドル(当時1ドル137円)になろうとしていました。周りの人々は「こんなに高くなるなんて。」と半ばパニック状態でした。今年は1ガロン約4ドルと4倍にもなっていましたが,パニック状態ではなくあきらめ状態のようでした。その理由は,アメリカ経済がそれほど悪くないということのようでした。しかし,友人たちは少しでも安い給油所でガソリンを入れていました。アメリカでは,ガソリンスタンドはすべてセルフになっているようです。前回では従業員が入れてくれるスタンドもけっこうありましたが。人件費を抑制する経済原則が優勢になっているためだと思いました。

兵庫県立星陵高等学校 大西博人

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