[本文より]これからの英語教育では,聞くこと,話すことを重視した実践的コミュニケーション能力の育成がより強く前面に出されることは周知のとおりです。そしてこのことの実現のために,新しい学習指導要領では「コミュニケ―ションを図る活動においては,具体的な場面や状況に合った適切な表現を自ら考えて言語活動ができるようにすること」((2)言語活動の取り扱いアの(イ))と述べています。さらに,次の(ウ)では,「・・・主として次に示すような言語の使用場面や言語の働きを取り上げるようにすること。」となっており,それぞれ例を示しています。
日本橋学館大学 下村勇三郎