[本文より]平成14年度に施行される新学習指導要領では,従来にまして実践的コミュニケーション能力の育成が重視されています。その中では,言語の使用場面やはたらきについての具体的な例が示されています。「あいさつ」,「自己紹介」,「意見を言う」,「依頼する」など,中学時代から身につけておけば,将来,海外での生活の中でかなり生かされることは言うまでもありません。そのためには,英語の授業では,聞くこと,話すことを重点的に扱う言語活動が十分徹底してなされなけれぱなりません。そして,その言語活動では,ALT,JTEの先生,クラスの友達の間で何度も繰り返して,実際に使う練習が大切になってきます。
日本橋学館大学 下村勇三郎