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インターネットと3Dフリーソフトを利用した生体高分子の立体構造に関する学習

  • 生物
  • 実践事例
公開日:2002年08月23日
インターネットと3Dフリーソフトを利用した生体高分子の立体構造に関する学習

[本文より]ここ数年,情報教育を担当していたためインターネットに接する機会が多く,以前に比べ理科教育に大変有効なコンテンツが充実してきていると実感している。なかでも,世界各地の研究機関が公開しているデータベースは大変貴重なデータの宝庫であり,有効なデータを無料で利用できるものがたくさんある。

2000年の夏,バイオインフォマティックス協会主催の一般向け講習会があることをインターネット上で知った私は,早速参加を申し込み,《RasMol》の操作手順やファイルの入手方法について知ることができた。

ここに紹介する3Dのフリーソフト《RasMol》は,「目に見えない分子の立体構造」をいとも簡単に視覚化し,その画像を操作により回転させたりできので,立体的な理解を促すことが可能である。生徒用のパソコンにソフトを用意し,見せたい分子のデータを配布して生徒自身の手で操作させれば,生徒は興味深く取り組め,高分子の立体構造の理解を容易に深めることができる。

法政大学女子高等学校 鈴木恵子

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