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臭いものからいい匂いをつくろう

  • 化学
  • 実践事例
公開日:1999年07月08日
臭いものからいい匂いをつくろう

【本文より】 これは有機化学の定番の実験でさほど斬新さはないが,ここでは取り上げる薬品に注目していただきたい。

においの合成でまず挙がるのがエステルである。安価で非常に簡単にできて定評がある。しかし,化学IBではなかなか有機化学に入れないのではないかと思う。むしろ,化学IAのほうが扱いやすいと思う。突発的にもできる実験である。

アルコールとカルボン酸の組み合わせで,炭素の数を同じように増やしていくとさわやかなにおい(セメダイン系)から重いにおい(トロピカル系)になっていく。ここでは後者のにおいとなる。

とにかく強烈なにおいから,「リンゴ」のようなよいかおりになるので,少しは感動できるのではないだろうかと確信する。

開智高等学校 島津真二

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