[ICT特集]高校化学における継続的なICT活用事例
ニュ-サポ-ト高校理科Vol.8(2007年秋号)
[本文より]
理科を指導する多くの教師は,生徒による実験観察の時間を十分確保したいという願望を強く持っている。しかし,現実には授業時間数に余裕が無く,「実験を多く取り入れることで授業進行が遅れ,教材を完了することができなくなる。」という現実である。この状況は,理科を大学教育で必要とする学習群(いわゆる理系クラス)において特に顕著である。しかし,理系学部進学者=将来科学に関わる可能性が高い者であると考えると,問題が大きいと言わなければならない。
愛知県東海学園高等学校 小林夕也