ニュ-サポ-ト高校理科Vol.8(2007年秋号)より。アメリカ合衆国では20年以上前から学校教育にコンピュータを導入し,CAIあるいはCAL(Computer Assisted Learning)は生徒自身がコンピュータを操作するインタラクティブ(双方向型)個別学習として普及してきた。個別学習では,生徒一人一人がコンピュータを操作する双方向プログラム上で行われるため,生徒一人一人の能力に応じた速度で学習を展開することができる。最近では,インターネットの普及と高速化によりネット上で他の生徒と対話したり,ネット上の教師からの助言により,比較的長期間にわたる学習が展開できるようなWebサイト型のICT利用も発展してきた。