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実践報告「身近にある数学を考える」

  • 数学
  • 実践事例
公開日:1999年08月26日
実践報告「身近にある数学を考える」

【本文より】94年末IEA(国際教育到達度評価学会)が行った第3回国際数学・理科教育の調査結果,日本は小学4年で参加41カ国中,シンガポール,韓国に次いで第3位,中学2年で参加41カ国中,シンガポール,韓国に次いで第3位であった。今回は上級数学(日本の理系高校3年対応)には参加できなかったが,80年の第2回調査では,15カ国中香港に次いで第2位であった。前回と今回の調査結果から日本の得点による達成度(数学教育の認知的側面)は,世界的に見ても上位にあると見ることができる。しかし,数学を好きになる,数学を楽しむといった数学教育の情意的側面が欠けているとの指摘もある。今回の調査において,算数・数学が好きの国際比較を見ると,小学4年の算数が好きは,72%の生徒が好きと答えて,26カ国中25位(ちなみに1位は,97%の生徒が好きと答えたイラン)であった。中学2年の数学が好きは,53%の生徒が好きと答えて,41カ国中38位である。(1位は85%のイラン)

東京都昭和第一高等学校 菊地勇

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