2000(平成12)年度版
本研究は,自己表現力を伸ばしながら伝え合う喜びを味わわせるために,劇化を中心にした指導の在り方を探ったものである。単元構想に当たっては,学習過程のプロセスを「つかむ,高める,生かす」の3段階に設定し,学び合いを軸に読みを広げながら,各段階ごとに多様な表現活動と伝え合う場の設定,評価の工夫に取り組んだ。その結果,自己表現の楽しさを味わい,よりよく伝え合う力を身に付けながら,思いが伝わったという実感を持って学習を進める児童の姿が見られた。
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仙台市立黒松小学校 高橋隆子