[オーストリア]ウィーン市庁舎、撮影年月:2000年12月、撮影者:O.K、撮影場所:オーストリア、ウィーン。ウィーン市庁舎はネオ・ゴシック様式の建造物で、先端に槍を持つ騎士像をあしらった101mもの尖塔が特徴的である。フランツ・ヨーゼフ皇帝の命令で城壁が取り壊された後、その跡地は1860年代に建築ラッシュが起こった。その際、城壁跡地帯(リンク)の公共建築物は、建物の果たす役割によって建築様式が定められた。市庁舎が「都市の自由」を象徴する中世ゴシック様式を採用しているのは、そうした経緯があったからである。
O.K