書写●実践事例(第5学年)自分の課題を自分で解決する楽しさ
福島県伊達市立保原小学校教諭 花輪忠康
小学校国語-教室の窓Vol.10
東京書籍 2007年4月発行
[本文より]
5年生になると,学習の際の記録の文字量も増える。そのため「ゆっくりと書けば整う」という書写力では間に合わなくなり,おのずと硬筆の字形も崩れ始める。特に,文字の組み立てや基本の点画などに注意しながら文字の形を整えて書くことができなくなる。また,女子の中には,丸文字やマンガ文字を使用する児童も見られるようになる。毛筆によって文字を大きく書くことにより,文字の組み立てや基本の点画などを確かめさせ,正しく整った文字が書けるように指導したい。
福島県伊達市立保原小学校教諭 花輪忠康