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愛媛県松野町立芝不器男記念館での俳句る道場(実践状況)

  • 国語
  • 実践事例
公開日:2004年04月14日
愛媛県松野町立芝不器男記念館での俳句る道場(実践状況)



「ハ・イ・クは楽し」

毎月第二土曜日の余暇活用ということもあり,公民館活動の一環としてはじまったのがこの「俳句る道場」である。

この町は俳星として有名な「芝不器男(ふきお)」という先人の出身地であり,近年,特にこの芝不器男の俳句が短詩型文学として注目を集めているから地域社会としても青少年の感性を育んでいこう,という念願でもあった。

芝不器男の句は,東京書籍の中学校3年国語教科書(平成5~8年度使用)の単元「2感性をみがく」のなかで,「俳句を味わう(飯田龍太)」という教材に,「卒業の兄と来ている堤(つつみ)かな」の句が,採句されている。

また,町内だけでも十七基の句碑が設置されており,そして町内外(県下県外をとわず)句碑巡りもさかんである。

掲出句は町内句碑のNo.16として,森の国河川公園に建てられてもいる。

「みょうが(茗荷)の芽土のにおいがしているね」小学一年生女児の呟(つぶやき)の一句。

「うら山は栗の実の道いがの道」小四女の句。

「はんみょう(班猫)にからかわれる散歩道」中二男子の句。

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愛媛県松野町立芝不器男記念館館長 名本琴舟

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