[チェコ共和国]カレル橋、撮影年月:2000年12月、撮影者:K.O、撮影場所:チェコ共和国(プラハ)。カレル1世の命により建設されたカレル橋は、半世紀近く後の1402年に完成した。歴代ベーメン王の戴冠式行列は、火薬塔から旧市街広場(市庁舎前)を通り、カレル橋を渡って王宮へと向かったことから、この道は「王の道」と呼ばれた。完成当初は木造の十字架が掲げられたのみであったカレル橋も、1683年にプラハ大司教総代理のヤン・ネポムツキー像が建てられ、現在ではピエタ像、聖ヴァーツラフ像、ザビエル像など30の彫刻を見ることができる。橋上に彫刻を据えるというアイデアは、ローマのサン・タンジェロ橋からヒントを得たと言われている。
茨城県 K.O