小学校国語科用東書教育シリーズ「国語科でつけたい言葉の力-評価規準を考えた指導事例集-」東京書籍2003年12月発行より。ディベート学
習活動では,学習のピークであるディベートマッチ(討論会)よりも,そこに至るまでの「過程(調べ学習や情報の再構成)」に重きを置きたい。いかに相手をやり込めるかを主眼とするのではなく,論理的な思考を元に,グループ内での討論を繰り返しながら,数々の情報を処理し,問題を解決しようとすることに意味がある。また,このようなディベート経験の蓄積が,音声言語・即座の判断力・発言力を育てる上でも極めて有効である。
東京書籍(株) 国語編集部