[書写・実践事例](第3学年)「上手に書けたなあ」と喜びのもてる毛筆学習をめざして
愛知県豊田市立市木小学校教諭 原田淳子
小学校国語-教室の窓Vol.9
東京書籍 2007年1月発行
[本文より]
パソコンが発達し,筆記具を用いて文字を正しく書く書写の学習に疑問をもつ方もいるが,書写教育は人間のもつ能力(手や指の巧緻性,器用さ)を維持向上させるための有効な手段と考えられる。3年生になり,時間割を見て国語「毛筆書写」という新しい教科に興味をもつ。進級と同時に習字道具のセットを手にし,さらに「書く」ことへの意欲をもつ。そんな子どもたちが「上手に書けた」と喜びのもてる毛筆学習をめざして,授業に取り組んでみた。
愛知県豊田市立市木小学校教諭 原田淳子