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[巻頭エッセイ]足摺りの図 学習院女子大学教授 徳田和夫 ニュー・サポート高校国語Vol.5 東京書籍2006年4月発行 [本文より] 『伊勢物語』の第六段(「芥川あくたがは」)は,前半が特異な出来事,後半がその種明かしという,二段構成を取っている。しかも前半は,重層の構造になっている。「男」の女性拉致(らち)は「鬼」のそれで潰えてしまうのであり,鬼の怪異に立ち行かない男の絶望を強調している。
学習院女子大学教授 徳田和夫
体裁:PDFファイル・2ページ
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