鴨長明「発心集」序・第一(原文と現代語訳)
和田清志(千葉県立市川工業高等学校)
2005年5月掲載
[詳細タイトル]
(序)心への省察と出離・撰述の方針
(第一集)玄敏僧都遁世逐電の事・玄敏の世を厭う心の深さと出奔・北陸で弟子が玄敏の姿を見る・玄敏,再び行方不明になる・玄敏の行実を倣おうとした道顕・同人,伊賀の国郡司に仕はれ給ふ事・玄敏,郡司に仕える・郡司の危機・郡司と玄敏の上京・玄敏,大納言邸に出頭して依頼・玄敏,姿を隠す・平等供奉,山を離れて異州に趣く・平等,突然の発心・伊予に赴く・伊予における平等と残された人々の驚き・浄真,乞食に変貌した平等と再会・平等の命終・千観内供遁世籠居の事・千観と空也の出会い・千観遁世,金竜寺を開く・多武峯僧賀上人,遁世往生の事・千夜詣で・内論議の場で奇行,多武の峰に籠居・后の宮出家の時の奇行・師の晴の場における奇行・命終に際して碁を打ち舞を舞う・奇行の本意・高野の南に,筑紫上人,出家登山の事・発心とそのきっかけ・娘に追い慕われる・浄名居士来臨すべき由の夢想を得る・供養の日に一法師が現れる・白河院の帰依と聖の往生・小田原教懐上人,水瓶を打ち破る事付陽範阿闍梨,梅木を切る事・水瓶と教懐上人・紅梅と陽範阿闍梨・余執へのおそれ・佐国,華を愛し,蝶となる事付六波羅寺幸仙,橘木を愛する事・ありし日の佐国・蝶の乱舞・幸仙と橘の故事・神楽岡清水谷仏種房の事・盗賊の不思議な経験・仏種房,盗賊を許す・檀越に魚を乞う・重ねて檀越が贈った魚を辞退・八月十五夜の往生・天王寺聖,隠徳の事付乞食聖の事・瑠璃聖の行状・大塚の聖と法問を交わす・隠徳現れて後の瑠璃聖とその臨終・仏みょうの行実・大隠のありさま・高野の辺の上人,偽って妻女を儲くる事・妻女を所望・願い叶って妻帯・聖,入滅・妻女,退引後の聖の動静を語る・美作守顕能家に入り来る僧の事・美作守邸に若き僧現れる・僧,懐妊した妻の食料を乞う・美作守,僧に消息を送る・僧,姿を隠す
※コピーして,授業でご利用ください。
千葉県立市川工業高等学校 和田清志
A4判横・34ページ
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一太郎
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