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教室では,教科書の脚注などはどのように扱われているのだろうか。たとえば,志賀直哉「清兵衛と瓢箪」のなかで,清兵衛が通う小学校や教員について描かれたところ。弊社の高校用教科書(『新編国語総合』)では,「修身 旧制の小・中学校の科目の一つ。忠孝などの道徳を教えた」,「雲右衛門 桃中軒雲右衛門。浪曲師。武士道を鼓舞する浪曲で評判を博した(生没年省略)」,「新地 ここでは,新たに開かれた土地にある歓楽街」という注を付けた。
帝京大学教授 池内輝雄
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