[精選国語I 発問例集]8 短歌と俳句 赤い椿〈俳句〉 正岡子規 ほか
「精選国語I (559)」準拠、発問例集
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「日のあたる石にさはればつめたさよ」「鶏頭の十四五本もありぬべし」(正岡子規)「金亀子擲つ闇の深さかな」「手毬唄かなしきことをうつくしく」(高浜虚子)「赤い椿白い椿と落ちにけり」「曳かれる牛が辻でずっと見廻した秋空だ」(河東碧梧桐)「芋の露連山影を正しうす」「たましひのたとへば秋のほたるかな」(飯田蛇笏)「滝落ちて群青世界とどろけり」「麦秋の中なるが悲し聖廃墟」(水原秋桜子)「つきぬけて天上の紺曼珠沙華」「炎天の遠き帆やわがこころの帆」(山口誓子)「外にも出よ触るるばかりに春の月」「ゆで玉子むけばかがやく花曇」(中村汀女)「分け入っても分け入っても青い山」「砂丘にうづくまりけふも佐渡は見えない」(種田山頭火)
東京書籍(株) 国語編集部