[特集 「学力低下」問題と国語教育]中学校における古典指導の変化
齋藤正三(東京都稲城市立稲城第二中学校)
高校国語ニューサポートVol.3
東京書籍2005年春発行
[本文より]
中学校国語科において「学力をつける」とはどういうことか。私は,将来学習していくための基礎・基本を身につけさせることだと考えている。学習していくために必要となる基礎的・基本的な知識・技能,そして何より学習しようという意欲。こうしたことをしっかりと身につけさせて卒業させるのが私たちの最低限の責任であろう。「国語の勉強って大事だな」「国語っておもしろいな」と考えられる生徒を育てたいと日々努力している。
東京都稲城市立稲城第二中学校 齋藤正三