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[実践報告]小論文の段階的指導

  • 国語
  • 指導資料
公開日:2005年05月12日
[実践報告]小論文の段階的指導

[実践報告]小論文の段階的指導

-まずは短論文から-

小崎誠二(奈良県立橿原高等学校)

高校国語ニューサポートVol.3

東京書籍2005年春発行



[本文より]

『あなたは文を書いたことがありますか。』そう問いかけると,ほとんどの人が「ある」と答える。続けて『何を書きましたか。』と尋ねると,「夏休みの宿題だった読書感想文」「入試の小論文」「卒業論文」などが多かった。それらは,どちらかといえば必要に迫られて書かされたものであり,自ら湧き出る思いを綴る「手紙」「日記」「投稿」等のいわゆる創作活動を先にあげる人はほとんどいなかった。そして,その答えの後に続くのが『作文は苦手ですから。』というフレーズである。つまり,「文を書く」「作文する」という言葉には「堅苦しい」「難しい」というイメージが背後霊のようにつきまとっているのだ。それは,私たち学校の教師が作り上げてしまったのだろうか。

奈良県立橿原高等学校 小崎誠二

資料ファイル

A4判たて、2ページ

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