[本文より]
心に響く資料に出会えると,一時間の授業に子どもたちは夢中になり,深く考えていくことができる。道徳の時間では,自分と向き合い,自己を見つめ直し,クラスメートの意見を聞きながら,自分の考えをより深めていくことが大切であると思う。生徒の心に響く授業は,そのときの生徒の実態に合う資料をタイムリーに使い,生徒に合った授業構成,発問,教師の思いなどいろいろな要素が複合されてできていくものである。どの資料を使うかは一時間の授業を組み立てていく上で,とても大切なことであると思う。
東京都北区立浮間中学校教諭 佐藤幸子