[授業での活用方法 資料編]「中学生の今と将来」を見据えた資料編の活用について
『新編 新しい保健体育』編集委員会
中学校保健体育-教室の窓(平成18年度教科書特集号)より
東京書籍2005年5月発行
[本文より]
先日,「HIV感染・発症1000人」の見出しから始まる新聞記事を目にしました。エイズ研究者によるもので,そこには「感染者・患者数急増の問題には,メディア,インターネット,性産業からの圧倒的な性刺激に教育や啓発が追いつかない状況などが背景にあり,科学的根拠のある教育・啓発の蓄積,普及が必要。しかし,学校と地域専門機関との分業を明確に行うべきだ」との意見が述べられていました。