「教室の窓」小学校保健・中学校保健体育Vol.2(2004年9月発行)より。学習指導要領では,保健分野の目標を「個人生活における健康・安全に関する理解を通して,生涯を通じて自らの健康を適切に管理し,改善していく資質や能力を育てる」と定めている。そして,その中でも特に求められているのが,健康に生きるための実践力である。そこで,ここでは,第2学年の「傷害の防止」と第3学年の「健康な生活と疾病の予防」を中心にして,知識としての保健体育からより実践力を高めるための授業の工夫を紹介する。
埼玉県所沢市立所沢中学校教諭 山川勝史