東書Eネット

東書Eネット

技術科教育の課題

  • 技術
  • 指導資料
公開日:2000年03月08日
技術科教育の課題



[はじめに]

本教科の課題は”技術立国”と言われながら,他の全ての教科が小中高を通してあるのに,中学校にしかなく,また,そう言われながら学習指導要領の総括的目標の中で知識と技術を分離するような誤解を招きかねない表記がなされていることである。1)更に残念なことは,多くではないにしても,のこぎりの使い方とかご飯の炊き方を教えるのが本教科であると思っている担当者がいることである。上述のような,本教科の取り扱われ方であったり,教科の考え方であったりでは,国の発展は望めず,本教科の存在そのものが危うくなりかねない。人的資源以外,天然資源を全く持たない日本が生きていく道は,手と頭を使って物を作って外国に買ってもらうほかないのである。つまり,技術の育成以外に発展の道はないと言える。そこで,技術・家庭科が担う役割,大げさにいえば教育哲学のようなものをしっかりと打ち立てて,本教科の教育に取り組んで行くことが,必要であると思われる。


栃木県宇都宮市立瑞穂野北小学校 山市隆

資料ファイル

体裁:PDFファイル・A4判縦・4ページ

  • PDF

    PDF

    pdf/260.2KB

非会員の方は公開から一年を超えた資料は閲覧出来ません。会員登録をすると、全期間の資料を閲覧できます。

戻る

おすすめの資料