小学校家庭・中学校技術・家庭-教室の窓Vol.7 2007年4月発行より。技術・家庭科教育の在り方とは,目で耳で手でと,実践的・体験的な活動を通して,生活を考える教科でなければならないと考える。急激な社会の変化に伴って,高度な技術力が散りばめられた「もの」の恩恵を受けて私たちの生活は成り立っている。私たちの生活には,原理や機構などがブラックボックス化している「もの」があふれ,高度かつ急速な情報化社会の中で21世紀に生きる我々はその利用に奔走している毎日である。
青森県弘前市立第二中学校教諭 小林司