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英語第二公用語論の無理

  • 英語
  • エッセイ
公開日:2000年06月28日
英語第二公用語論の無理



[本文より]小渕さんは英語第二公用語論の真意を十分に説明しないまま病いに倒れてしまったが,そもそも,自国語の他に第二公用語を持つこと,あるいは複数の公用語を持つことは,ネガティブ・チョイスである。一国の中に多民族・多部族をかかえた国では,一つの言語を公用語にすると言語紛争が起こる。そこで,植民地時代のそう主国の言語,または自国の民族の言語のうちのいくつかを,しかたなく公用語にし,公文書や公共の掲示などを複数の言語で記しているのである。

東洋学園大学 脇山怜

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