[本文より] 韓国語を学ぶためにインチョン(仁川)飛行場に降り立ち,キョンヒー(慶煕)大学についたのは8月初旬の昼下がりの暑い日ざしの時であった。そこから,ホームステイの家庭に決まった家の奥様とタクシーで向かった。あとで分かったことだが,小生を何故受け入れたかというと,お嬢さんがたまたま,2・3日前に大学の掲示板でみたからだということであった。小生が日本人であることに何のこだわりも持たなかったらしいことに内心まず,驚いた。ご主人が会社からスウェーデンに7年も派遣されたこともあって,一家全員が英語を話すことができた。それがどんなに助かったことか。
東洋学園大学 池谷彰