1月が終わりました。英国名物の年末・年始の大バーゲンも終わり,ロンドンの街は,落ち着きを取り戻した感じがします。昨年のクリスマス前後は,クリスマスをねらった複数の爆弾テロがあるかもしれないとの当局からの警告やビクトリア時代のスモッグのように発生した“dense fog(濃い霧)”のため,空・鉄道・道路などの交通機関が,大混乱になり,大変なクリスマスとなりました。特にロンドンの空の玄関口ヒースロー空港は,この霧のため英国航空の国内線が,22日と23日の両日全面運行中止。ヨーロッパ便でも一部休止,他の国際線も大幅な遅れとクリスマス休暇の人たちの移動を直撃しました。22日には4万人もの乗客がヒースロー空港の内と外で,寒さに震えながら,復旧を待つ様子が見られました。23日付の新聞「The Sun」の記事の中に,“Millions stuck in fog hell”という見出しを見つけました。
ロンドン日本人学校 関実